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あべの盆踊り

あべの盆踊り

2020年9月28日(水) 19時頃より21時頃まで予定

於 阿倍野区・金塚ふれあい東公園(あべのベルタ裏手)

  • 地下鉄谷町線「阿倍野駅」7番出口直結あべのベルタ西側すぐ
  • 阪堺線「阿倍野停留所」西へ
  • JR「天王寺駅」南口よりキューズモール側へ徒歩数分

こちらの町無会盆踊り概要をご確認の上、ご参加くださいませ。

砂地です。また、少し肌寒くもなってきましたので、寒暖の調整できる衣服など、各自でご留意くださいませ。


彼の有名な平安時代の陰陽師、安倍晴明の生誕地でお馴染み、霊験あらたかなる大阪市阿倍野区は現在、市内有数の文教地区として知られています。また最近は大小新旧、多くの書店が集まり、閑静な住宅街にあって本の香りが漂う街だと言えるでしょう。

新刊書店だけでも、今やすっかり天王寺の顔として再開発を見守ってきたアポロビルの喜久屋書店、旧近鉄百貨店の書店ビッグウィルよりハルカスに変わりてジュンク堂、新しい阿倍野のシンボル・あべのキューズタウンのくまざわ書店、心斎橋スタンダードブックストアの系譜に連なるリーディングスタイルなどが一同会しています(お隣の天王寺区ですが、天王寺駅のミオには紀伊国屋書店、も少し足を延ばせば移転してきたばかりのスタンダードブックストアも)。

それだけでなく創業大正十三年の老舗、学術書を中心とした硬派な黒崎書店をはじめとし、世にも稀なる十代向け専門の古書店として今注目を集めている大吉堂、京都の名物書店だった旧ガケ書房の流れを汲むホホホ座 西田辺店、東京は池袋から移転してきた古書ますく堂など個性的な古書店が続々と集まってくるのもここ阿倍野。

実は町無会も無関係ではありません。町無会で回収した古紙は居留守文庫の運営するシェア古書店みつばち古書部でリサイクル、また私設の児童図書室もものこぶんこのボランティアとして当番も(ごくまれに)やっています。

さて、つい先日の9月1日、前述のみつばち古書部に新しい姉妹店が誕生しました。場所はあべのベルタ地下一階、関西スーパー前、その名も書肆七味。こつぶながらピリリととがった品揃えで早くも古書好きを唸らせているようです。

町無会ではこれにかこつけてを祝して、勝手に盆踊り大会を開催致します。桃ヶ池地蔵盆に続く阿倍野盆踊りシリーズ第2シーズン。輪踊りは太極図を描き、大地を踏み鳴らすことで地下に潜む悪鬼を追い払うことでしょう。商売繁盛を祈って「大阪繁昌ぶし」も踊りましょう。勿論「あべの音頭」も(多分)。陰陽術ならぬ民踊術に、安倍晴明もシャッポならぬ烏帽子を脱ぐこと疑いの余地無し。

是非、ご来場前にこれら書店にもお立ち寄りくださいませ。

※ 内容は概ねふつうの盆踊りです